現地試験におけるデータの採取、作物栽培試験の収量収穫、現地研究担当者と打合せ

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H31-0280 2019年10月 - 2019年11月 ブルキナファソ

成果の概要

低地稲作における複合肥料及びリン酸施肥施用の改善の効果を明らかにするため、INERA Saria支所近辺のNassoulou村、Poa村及びRamongo村で総計11地点の農家圃場で収量調査を実施した。加えて、現地試験における各種データを取得し、各実験区画からの土壌試料を採取した。
INERA Farako-Ba支所の研究担当者と活動の打合せと作業の確認を行った。支所においては、アゾラ由来の有機質肥料がトマト栽培に及ぼす効果についてポット試験を開始し、生長をモニタリングしている。また、アゾラのバイオマス生産に及ぼすリン酸濃度の影響に関する実験を実施し、データを取得した。
10月24日にブルキナファソ産リン鉱石の焼成リン肥料生産実証プラントの引渡し式に参加するとともに、10月25日にINERAカンボワンセで行われた技術調整会議(TCC)に参加した。TCCでは、ブルキナファソ産リン鉱石及び試作複合肥料を施用した天水田の研究内容を発表した。

ブルキナファソ

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