現地試験におけるデータの採取、作物栽培試験の開始・現地研究担当者と打合せ

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0087 2018年06月 - 2018年07月 ブルキナファソ

成果の概要

INERA Saria支所近辺Nassoulou村、Poa村及びRamongo村の農家圃場4ヶ所において、低地稲作におけるリン酸肥料の効果を明らかにすることを目的として実験を開始した。播種前に、各実験区画からの土壌試料を採取するとともに、イネ生長のモニタリングと収穫に関するプロトコルをカウンターパートと議論しまとめた。
INERA Farako-Ba支所でアゾラ栽培実験について、以前の実験のデータを確認し、実験の一部の修正が必要になることが分かった。また、雨季の間はアゾラ試験用の屋根又は陰影を設置する必要があることがわかった。今後、自然条件下の溜池での栽培可能性について、適切な場所、規模、水分条件に関連する給水や排水や量と水質などを検討する必要がある。また、アゾラの利用可能性を西部地域の低地帯でのスケールアップを検討するため、地理情報システム又は水文学者、農業工学に関する専門家の意見を受け取って必要な情報を採取する。
INERA Kamboinseで実施中のリン富化堆肥実験では、最終サンプル7月25日に採取し、完成した堆肥を次の実験のために保管した。

ブルキナファソ

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