1.SATREPSマダガスカルプロの第2回JCC開催、2.耕地環境プロでの乾期作データの収集と雨季作試験の開始

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0124 2018年06月 - 2018年07月 マダガスカル, ガーナ

成果の概要

1. 2018年7月5日に、第2回JCC(Joint Coordination Committee)及び第2回TCC(Technical Coordination Committee)を開催した。TCCでは、研究計画案(PO)に基づいて、各実施課題の進捗を確認した。また、第3回TCCを次の作付け前の11月中旬に開催することとした。JCCでは、導入済み機材を含むこれまでの進捗概要、2年目の研究計画、及びマダガスカル側を含む予算計画などに合意し、概ね、プロジェクトが順調に進んでいることが確認できた。年1回のJCCを毎年、同時期(7月上旬)に開催することとした。また、ポットと圃場でのイネの施肥応答の関係性を解析するために、養分欠如試験を実施した農家圃場の収穫後の土壌を採取し、ポットでの養分欠如試験を実施するために、LRIのガラス温室で土壌の風乾を開始した。
2. ガーナ国北部州の2つの灌漑圃場で実施する水条件、施肥処理、及び品種の違いが、群落温度の変化を介してイネの高温ストレス障害と生育収量に及ぼす効果を明らかにするための栽培試験について、乾期作の収量及び圃場環境計測のデータを回収し、乾季作と雨季作で計4作分のデータを蓄積することができた。また、カウンターパート研究者と協議を行い、これまでの4作期の取りまとめの方向性、及び今年度以降の課題設定について、それぞれ確認することができた。

マダガスカル
ガーナ

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