SATREPSマダガスカルプロの管理運営、JCC開催
成果の概要
令和3年10月12日に第5回JCC(合同調整会議)を開催し、新品種の登録・認証種子生産開始や簡易施肥技術P-dipping(リン浸漬処理技術)の普及展開など、プロジェクト成果の進捗と社会実装に向けた活動計画について議論を交わした。また、同会議において、プロジェクト期間の延長および機材引き渡し文書の署名が行われた。会議には、会場およびオンラインで35名が参加し、会議の様子・研究成果は、16件のテレビ、ラジオ、新聞、およびJICAと農業畜産省のSNSで報道された。同会議前後の日程において、マダガスカル農業畜産大臣、同省農業総局長、在マダガスカル日本国大使、FAO代表、JICAマダガスカル事務所長、マダガスカル農村開発応用研究センター(FOFIFA)所長、アンタナナリボ大学放射線研究所(LRI)所長、国立栄養局(ONN)局長らと個別に会談を行い、プロジェクトの進捗報告と今後の取りまとめに向けた協力要請を行った。また、マダガスカルの民間肥料会社と協力してP-dipping用の肥料パッケージを4,000袋作成し、対象県の普及員に対してP-dippingの技術研修とマニュアルの共同作成を行うことで、技術普及基盤を構築した。
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