地域食料資源品質評価技術の開発及びラオスとの共同研究推進に関する会議参加

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0051 2018年05月 - 2018年06月 タイ, ラオス

成果の概要

タイでは、発酵エビペースト(カピ)の生理機能性成分の定量及び生成メカニズム解明を目標として、カピに含まれるACE阻害活性物質の単離・精製実験を行い、構造決定に使用する精製品を調製した。また、各カピ試料について、抗酸化活性を示すカロテノイド類の分析を行い、アスタキサンチン等の含量を定量した。また、今年9月に開催されるカセサート大学食品研究所50周年記念国際シンポジウム(JIRCAS共催)の運営担当者らとプログラムの詳細について協議した。
ラオスでは、同国における共同研究機関とともに複数プロジェクトによる共同研究年次会合に参加し、昨年度の研究成果及び今年度の研究計画について検討した。また、国際農研及びNAFRIの研究管理者で構成される運営委員会に出席し、共同研究の成果や進捗状況を確認するとともに、共同研究の運営に係る事項について協議した。さらに、JICAラオス事務所並びに在ラオス日本大使館を訪問し、ラオスとの共同研究の成果について紹介するとともに関連する情報について意見交換を行った。

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ラオス

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