地域食料資源品質評価技術の開発

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H28-0025 2016年05月 - 2016年06月 タイ

成果の概要

カセサート大学食品研究所(IFRPD)において、プロジェクトの概要を説明するとともに今後の具体的な研究内容・体制等について協議を行い、「持続的フードバリューチェーン形成のための地域農産物高付加価値化」に関する共同研究ワークプランの原案を共同で作成して手続きを進めた。これに基づいて、タイの重要な発酵食品である発酵エビペースト「カピ」を当面の研究対象として選定した。今回の出張では、バンコク近郊のカピ生産地において調査を行い、原料アミエビ類の同定および製品のうまみ成分含量の測定を行った。また、カセサート大学農産物加工研究所(KAPI)において開催された伝統食料資源の利活用に関するセミナーに講師として出席し、地域資源の利活用に関するこれまでの関連成果をとりまとめて講演を行った。そのほか、バンコク市内のいくつかの関連研究機関を訪問し、プロジェクトの紹介と協力の方法・可能性について話し合いを行った。

タイ

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