成果の概要

フードバリューチェーン形成のための地域食料資源品質評価技術の開発の一環として、中国農業大学食品科学与栄養工程学院において研究打合せ、及び、食品機能性関連研究を実施した。まず、微酸性電解水等の機能水を用いたスプラウト（もやし）の生産に関する研究について、研究の進捗状況の確認と今後の研究方針を議論した。また、スプラウトに含まれる機能性成分合成に関わる遺伝子の種類と発現量を解析し、発現量の時間的変化を明らかにした。さらに、大豆発酵食品及び地域食料資源に含まれる血糖値関連機能性成分の検索を行い、候補となりうる食材を同定した。