地域食料資源品質評価技術の開発
成果の概要
タイの発酵エビペースト(カピ)の生理機能性を示す成分の定量及び生成メカニズム解明を目標として、生理機能性が相対的に高いカピが生産されているバンコクに近い産地から試料を集め、質量分析によって化学構造を推定した。また、同地域における製造方法の特徴を調査し、熟成期間と活性物質の生成に関連があることが予想された。2018年9月に開催が計画されているカセサート大学食品研究所(IFRPD)50周年記念国際シンポジウム(JIRCAS共催予定)の運営委員会に参加し、プログラムについて協議した結果、JIRCASのフードバリューチェーンプロジェクトが主体となってアジア食品研究ネットワークに関するセッションを設けることとなった。
タイ