地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
タイでは、混合養殖におけるウシエビ並びにベントス類の成長や摂餌状態、水質環境への影響を明らかにするため、実証試験を実施している。本出張では、養殖池内のジュズモ被度が約50%に達していることを確認し、ジュズモが自家生産できる可能性が示された。またミズゴマツボを採集して養殖池に放流し、第3回実証試験を開始した。ベトナムでは、種苗生産の季節性や素掘り池でのエビ養殖の規模などについて野外調査・聞き取り調査を行い、ウシエビ混合養殖実証試験の実施可能性を検討した。