成果の概要

12月の出張においてベントス類を放流したブラパ大学海洋学部附属水産実験所の野外素掘り池において、稚エビを放流し、混合養殖実証試験を継続して実施した。キングモンクット工科大学ラカバンにおいて、光強度がジュズモの成長に及ぼす影響について、実験装置の検討・組み立てを行った。養殖業者が実施する素掘り養殖池での実証試験の準備及び調整を行い、ベントス並びに稚エビを放流した。また、近年ウシエビの養殖生産量が急速に回復しているベトナムにおいて、ウシエビ養殖における新規技術導入等の実態調査を行うとともに、混合養殖技術普及の可能性を検討した。