東・東南アジア水産発酵食品の微生物研究と産業振興に関する情報交換及びラオス水産発酵食品の保存性・風味に係る成分分析

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0319 2017年12月 - 2017年12月 ラオス

成果の概要

ラオス国立大学農学部において、仕込みから9か月が経過した淡水魚発酵調味料の試作について、現在も熟成が進み変敗は発生していないことを確認するとともに、発酵開始からこれまでの微生物の消長や成分変化に関する分析結果を総括した。ビエンチャン市内および近郊における発酵食品の製造・販売の状況を視察し、ラオス伝統発酵食品に関する今後の研究方針について共同研究者らと検討した。また、同学部の食品科学専攻の学生、食品・微生物に関連する研究者、行政担当者らを対象にセミナーを実施し、これまでの共同研究の成果に加え、日本の水産発酵食品の研究の動向や、伝統発酵産業の振興に向けた産学官連携の取り組みについて紹介した。

ラオス

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