地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
精米時の砕米発生の低減化はコメを基点としたフードバリューチェーンに関する重要な課題である。本出張では官民連携の共同研究による新開発の籾摺りロールの評価のため、タイ、スパンブリ県及びチャイナート県の精米工場での試験を実施し、籾摺りロール開発に向けた要因を解析した。また、ナコンパトム県、スパンブリ県の発酵米麺・米粉の製造工場を訪問した。さらに、籾の高温加熱による膨化について検討を進め、膨化に関与する条件等を明らかにした。