気候変動対応プロに係る現地調査並びにインドネシアSALIBUセミナー出席

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0035 2017年05月 - 2017年05月 ミャンマー, インドネシア

成果の概要

ミャンマー連邦共和国イエジン市の農業畜産灌漑省(MoALI)農業研究局(DAR)にて、熱帯多年生イネ栽培体系(Tropical perennial rice cropping system (SALIBU technology))の適用による水生産性向上に関する研究を推進し、予備的試験として昨年11月から大型ポットで育成したヒコバエ稲(ratoon crop)の収穫後の第2世代ヒコバエ稲の育成状況、同農法の常設展示用に大型ポットで育成中の母稲の状況、同局にてサリブ同農法を初めて全面的に適用するサマーライスによる農法比較対照試験ほ場の状況をそれぞれ確認し、必要な資材調達を行いイネ株の刈込処理技術等に関する意見交換を実施するとともに、モンスーンライスによる水生産性比較対照試験研究に必要な資材調達とその実施計画の最終確認等を行った。また、インドネシア共和国スマトラ島の西スマトラ州にて同農法が数年間にわたり定着している地域の現地調査を行うとともに、ボゴール農科大学が主催した同国で初めての同農法に関する全国セミナーに参加して研究情報を収集しつつ、主催者からの依頼による基調講演を実施し情報を発信することにより同セミナーの開催に貢献した。

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インドネシア

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