課題開始に際する関係者との協議と打合せ、家畜飼養管理、飼料資源および草地に関する基礎情報の収集と現状の把握
成果の概要
【アフリカ流域管理】
プロジェクト開始に際して、現地共同研究機関であるINERAの本部で開催されたプロジェクト・キックオフミーティングにて研究計画を発表、討議するとともに、Saria、Kamboinse、Farakoba支所などを訪問し、カウンターパート研究者等との研究打合せ、特に今回の出張時におけるスケジュールの確認・調整等を行った。プロジェクトの対象地域である流域等において飼料工場、マーケット、農家等を訪れ、飼料資源、家畜飼養管理等に関する予備調査を行い、それらの概要を把握した。また、在ブルキナファソ日本国大使館、JICA事務所の表敬および情報収集・交換を行った。
【アフリカ食料】
IIAM本部および動物研究所にて当該プロジェクトの目的・概要の説明を行うとともに、協力体制につき協議した。また、Gaza地区、Maputo周辺において酪農家の飼養状況等について調査を行った。その結果、平均乳量は5〜10?程度、泌乳持続期間は6月程度であり、生産性が非常に低いこと、その理由は特に乾季における飼料不足であることが示された。
ブルキナファソ
モザンビーク