地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
ラオス国立大学農学部を訪問し、キャッサバ廃棄物の飼料としての利用についてウシに与えた際の有効性について担当者と話合った。農場では、発酵キャッサバパルプを給餌した実験区では対照区よりも体格・体重の増加が確認できた。ラオスにおけるエタノール発酵のための酵母の分離実験を行い、自然界からの酵母分離を開始した。タイ、カセサート大学では耐熱性酵母の酸耐性株の特性に関する実験結果から、酸を含んだキャッサバパルプのエタノール発酵時に酸耐性株の優位性を示すことができた。