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国際機関動向

国際連合食糧農業機関(FAO) 2018「クライメート・スマート・アグリカルチャー: アジア・アフリカ・ラテンアメリカにおける成功事例の紹介 [Climate-Smart Agriculture Case studies 2018 - Successful approaches from different regions].」概要

2019-02-19

クライメート・スマート・アグリカルチャー(Climate-Smart Agriculture: CSA)アプローチ は、農業生産性と農民所得の持続的改善・気候変動に対する強靭性(resilience)と適応力(adaptation)の強化・温室効果ガス排出量の削減、の三本柱によって定義される。

本報告書の目的は、FAOが率先して推進してきたCSA事業の中でも、特に農業セクター・農民コミュニティへの便益が大きかった成功事例を紹介する。世界のあらゆる問題を解決しうる唯一無二の万能薬的なCSAは存在せず、地域固有のコンテクストに適したCSAの導入が鍵となる。特定地域の固有な事情に対応したCSAアプローチは、農業・作物・家畜・養殖等の経営において、農民・生産者の短期的・長期的な食料安全保障ニーズに応えつつ、気候変動適応・緩和にも貢献しうる。

より詳しい内容に関しては、以下のサイトを通じ報告書原文を参照のこと

FAO. 2018. Climate-Smart Agriculture Case Studies 2018. Successful approaches from different regions. Rome. 44 pp. Licence: CC BY-NC-SA 3.0 IGO. http://www.fao.org/3/CA2386EN/ca2386en.pdf

なお、概要に関する本翻訳は、FAOから公式に承認を受けたものではなく、翻訳上の誤りなどの責任は文責にある。(文責:研究コーディネーター  飯山みゆき)