鉄過剰ストレス耐性イネ系統の持つ遺伝生理解析と有望系統の選抜およびセミナー実施
成果の概要
マダガスカルの鉄過剰ストレス水田において耐性を発揮する系統の持つ遺伝生理的メカニズムの解析を進めた。鉄過剰ストレス耐性に寄与する遺伝的要因の検出のため、葉の褐変化症状やバイオマス、出穂期に注目して個体を選抜した。現地学生やスタッフへの技術指導を行いつつ、遺伝解析に向けて、選抜個体からDNAを抽出した。また、耐性系統の持つ特徴的な分子メカニズムを解明するため、圃場における葉のサンプリングおよびRNA抽出を行った。土壌―植物相互作用が鉄過剰ストレス耐性に与える影響を検証するため、鉄過剰ストレス耐性の対照的な品種から土壌水および根圏土壌の採取を行った。現エチオピアのジンマ大学において、今中長期計画におけるイネの鉄過剰ストレス研究について成果を発表するとともに、参加者らと将来的な連携の可能性について議論を行った。
マダガスカル
エチオピア