理事長インセンティブ「熱帯樹木の温暖化影響予測に向けた、野外におけるマングローブの温度応答性の解明」のための現地調査およびワークショップ参加
報告書番号 | 出張年月 | 国名 | 関連プログラム | 公表年月日 |
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R06-0386 | 2024年12月 - 2024年12月 | マレーシア |
成果の概要
理事長インセンティブ課題「熱帯樹木の温暖化影響予測に向けた、野外におけるマングローブの温度応答性の解明」について、半島マレーシア、カパーのマングローブ林にてカウンターパート機関であるマラヤ大学海洋地球科学研究所(IOES)と共同で現地調査を実施し、マングローブ3樹種における個葉ガス交換特性の日変化測定を行った。また国際農研がIOESで主催したワークショップ「Mangrove Man-agement and Monitoring: Malay Peninsula」に参加し、葉の生理生態学的特性の測定法や原理、意義をワークショップ参加者に説明するとともに、これまで国際農研が実施してきたマングローブ樹種の環境応答性に関する研究成果と今回の現地調査で得られた結果を紹介し、ディスカションを行った。さらに今後の共同研究の内容や方向性についてIOES側と協議した。
マレーシア