・ベトナムでのイネいもち病抵抗性試験の進捗および試験圃場の確認(グリーンアジア)
・ラオスにおける高付加価値イネ品種改良系統候補栽培試験調査(新需要創造)
成果の概要
ベトナムの農業遺伝学研究所(AGI)と、いもち病抵抗性遺伝子を導入した系統群を用いた化学農薬低減技術の実証試験を進めている。現地実証圃場を訪問し、栽培試験の進捗状況やいもち病の発病状況を確認した。現地圃場ではイネの収穫時期となっており、収穫物をサンプリングするとともに、穂いもち病と思われた部位のサンプリングを行った。また、研究の進捗状況を確認し、研究成果の取りまとめや今後の方針などについてAGIの研究員と討議した。
ラオスにおいて、本年度、付加価値の高いイネ “Khao Kai Noy” の生産性を高めるために、熱帯・島嶼研究拠点で育成した分離集団を稲換金作物研究所(RCCRC)の圃場で試験栽培している。本出張では、この分離集団の育成状況を確認して、優良個体が選抜できるか検討するため、RCCRCの研究員と討議した。
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