・ベトナムでのイネいもち病抵抗性試験の進捗および試験圃場の確認(グリーンアジア)
・ベトナム酸性土壌地域での稲生産性向上のための栽培技術に関する意見交換(理事長インセンティブ)

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R06-0541 2025年03月 - 2025年03月 ベトナム

成果の概要

ベトナムの農業遺伝学研究所(AGI)と、いもち病抵抗性遺伝子を導入した系統群を用いた化学農薬低減技術の実証試験を進めている。ベトナム北部・中部の現地実証圃場およびデモンストレーション圃場を訪問し、栽培試験の進捗状況やいもち病の発病状況を確認した。栽培管理は適切に行われており、いもち病感受性品種などでは、いもち病の発病が確認された。また、研究の進捗状況を確認し、研究成果の取りまとめや今後の方針などについてAGIの研究者と討議した。
 クーロンデルタ稲研究所を訪問し、メコンデルタの酸性土壌地域での問題土壌対策の取り組みについて討議した。現地酸性土壌圃場の状況を観察し、化学肥料使用量低減など持続的な水稲作の実現に向けた不良環境耐性品種開発および栽培技術による対応の可能性などについて意見交換した。

ベトナム

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