1. マングローブに関する研究打ち合わせと野外調査およびワークショップ開催
2.インドネシアのマングローブ視察

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R06-0200 2024年08月 - 2024年09月 インドネシア, フィリピン

成果の概要

インドネシア・ジャワ島のセマランにおいてデポネゴロ大学(UNDIP)の共同研究者らと地盤沈下後のマングローブの状態を視察し、その対策を行うための技術開発に関して情報交換を行った。また、ジャワ島のジャカルタにおいてBRIN(国立研究革新庁)を通じて調査許可申請を行った。
フィリピンにおいては、フィリピン大学のカウンターパートとともに、放棄養殖池におけるマングローブ生態系の回復過程に関する野外調査方法について議論し、パナイ島アクラン州においてワークショップ「Mangrove Management and Monitoring-Recovery process of mangroves in Batan Bay」を開催し、マングローブ回復前の状態についての研究情報を収集した。
住友林業の関連企業であるPT. BINA OVIVIPARI SEMESTA(BIOS社)が保有・管理しているインドネシア・カリマンタン島のマングローブ林を視察し、マングローブ科学の視点から共同研究の可能性について検討した。さらにBRINにて、今回の視察結果を紹介するとともに、次期中長期に向けて国際農研との共同研究の可能性について意見交換を行った。

インドネシア
フィリピン

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