インドネシアのマングローブ視察および研究環境の情報収集

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R06-0202 2024年08月 - 2024年09月 インドネシア

成果の概要

住友林業の関連企業であるPT. BINA OVIVIPARI SEMESTA(ビナ・オビビパリ・スメスタ社、以下BIOS社)は、インドネシアにて、マングローブの森林を保有・管理し、保全活動によるカーボンクレジットの創出を試みている。本出張では、BIOS社のマングローブ保全活動現場を住友林業の担当者と共に視察し、カーボンクレジットやSDGsに関連した共同研究の可能性を探った。その結果、マングローブ林での調査では微細藻の繁茂を確認でき、マングローブ生態系での一次生産者として、微細藻が重要な役割を担っていることが確認できた。このマングローブ生態系に生育する微細藻の分離・保管・寄託を見据え、国立研究革新庁(BRIN)のResearch center for Limnologyのカルチャーコレクション(InaCC)を視察した。その結果、本施設にてマングローブ生態系の微細藻類の単離を実施できる設備が整っていることが分かった。

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