家畜飼養のためのキャッサバ廃棄物を用いた飼料作製の試験等
成果の概要
コンケン大学反芻家畜飼養標準研究開発センターにて、新産業酵母によるキャッサバパルプを発酵する実験を実施した。2種類の新産業酵母と1種類の産業酵母を用いて、小スケール(数十グラム)でのキャッサバパルプ発酵試験を実施した。糖化処理後、約2日で発酵試験が無事に終了した。サンプルは乾燥処理を行い、分析まで-20℃で保管した。また、滞在中に家畜開発局を訪問し、発酵キャッサバパルプによる動物の免疫活性化に関する発表を行った。発酵キャッサバパルプによるミルク生産と牛の乳房炎改善は、大きな関心を引いた。今後実用化に向けて、キャッサバパルプ発酵のスケールアップのため、進め方について、関係者をピックアップしてディスカッションを進める必要があると感じた。
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