地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
東南アジア漁業開発センター・養殖部局(SEAFDEC/AQD)において、緑藻ウルベラの遊走子放出法を検討し、少量だが遊走子を新しい基質に付着させ、生長させることができた。また、Cylindrotheca属珪藻の大量培養工程を確認し、気温が上がり高水温となったケースにおいて、増殖が阻害されることが分かった。ミミガイの生産のピークとなる乾季にはさらに気温が上昇することから、調温可能な室内において小型の培養容器を使用して珪藻を懸濁液として高密度に培養する手法が重要となることが示唆された。