フィリピンにおけるミミガイおよびナマコの種苗生産技術開発に関わる実験および研究打合せ

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R04-0046 2022年07月 - 2022年08月 フィリピン

成果の概要

東南アジア漁業開発センター・養殖部局(SEAFDEC/AQD)内において国際農研に割り当てられている実験室に、珪藻の単離作業に必要な顕微鏡などの実験器材を設置した。その後、周辺海域とSEAFDEC/AQDが所有する飼育施設から付着珪藻を採集し、ミミガイおよびハネジナマコの好適餌料として期待されるCylindrotheca属珪藻を発見・単離した。また、ミミガイおよびハネジナマコの研究を担当するカウンターパートと飼育設備を確認しながら、実験水槽の詳細な設定を打ち合わせ、現地で必要な資材を購入した。国際農研とSEAFDEC/AQDの共同ワークショップでは、ミミガイおよびハネジナナコの種苗生産における問題点を解説するとともに、問題点を解決するための研究として、熱帯水産養殖で取り組む課題を紹介した。

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