フタバガキ樹種成木の成長と材質に関わる形態形質の測定
フタバガキ樹種実生の生理特性の乾燥応答調査及び乾燥応答と関連する生理・形態形質の測定

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R04-0172 2022年11月 - 2022年12月 インドネシア, マレーシア

成果の概要

今年度から開始した地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)熱帯林強靭化プロジェクトについて、共同研究機関であるガジャマダ大学が設定したPT Sari Bumi Kusuma社コンセッション内の次代検定林において、対象林業樹種であるShorea macrophyllaの成木から木材サンプルを採取し、成長と材質に関わる形態形質の測定を開始した。
環境適応型林業プロジェクトについて、共同研究機関であるマレーシア森林研究所(FRIM)において、対象林業樹種であるDipterocarpus baudiiDipterocarpus costulatusHopea odorataNeobalanocarpus heimiiShorea leprosuraShorea roxburghiiの実生を対象にした乾燥実験を行い、葉のガス交換特性の乾燥応答を評価した。同時に、個体の乾燥応答に関わる葉の生理・形態形質の測定を開始した。また、長期的および突発的な乾燥イベントに対する熱帯林の機能的な変化を明らかにするために、林業領域が森林の長期動態観測を行なっているセマンコック5.4 ha択伐林プロットの現状を確認した。

インドネシア
マレーシア

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