地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
パラオコミュニテイカレッジの試験農場において、表土流出防止栽培法の実証試験の作付けを完了した。前回出張で下準備として行った、防草シートを用いて植生の有無による根量の違いを作る処理は、計画どおりの明瞭な植生の違いを生じており、計画どおりの事前処理効果が得られた。そして、処理区画上に、表土流出量測定トラップを設置し、サツマイモの苗を植え付け、表土流出量の観測を開始した。滞在最終日に本格的な降雨が始まった。