1. 塩蓄積土壌の除塩技術に関する試験調査、MOU関連セミナーへの出席、国際会議出席・発表(A3)、2. 課題進捗報告会参加、プロジェクト対象村周辺の土壌電気伝導度測定(A1)

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0390 2019年01月 - 2019年03月 インド, ミャンマー

成果の概要

インドでは、中央塩類土壌研究所(CSSRI)に滞在し、塩類土壌条件下での正確な土壌水分・土壌塩分濃度を把握するために誘電式土壌水分センサーの校正試験を行った。CSSRIのライシメータで観測中の土壌水分・土壌塩分濃度に関するデータを回収後、校正試験結果を適用し、2018年10月上旬から2019年2月下旬までの土壌水分・土壌塩分濃度の動態を把握した。2019年2月7~9日にCSSRIが開催した国際塩類土壌会議に出席し、ウズベキスタンでカットドレーンを用いた研究成果について発表した。
ミャンマーでは、気候変動対応ミャンマー課題合同進捗報告会に出席し、天候インデックス保険に関する塩水遡上と土壌塩類化の調査結果をカウンターパートなどに報告した。エーヤワディ管区デルタ地域に位置するラブッタタウンシップを対象に、乾季におけるYwe川沿い農地の地表面から深さ60 cmまでの土壌電気伝導度を測定した。過去3年間の調査結果より、雨季の降雨による地表面の土壌塩類溶脱率は60~80 %になることを確認した。

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