貯水池水位・表面水流出、気象等の観測データ回収、田面水位観測、収量調査区の土壌採取、ポット試験の経過確認

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0216 2018年09月 - 2018年10月 ラオス

成果の概要

サバナケット県クッケー村において観測している気象、貯水池水位、表面流出、田面水深などのデータを回収し、一次分析を行った。また、収量調査区から土壌分析用のデータを採取した。2018年の降雨は7月が例年を大きく上回るものの、8、9月は少雨傾向であった。田面水深は8月末から上位、中位と下位の水深さが明瞭になった。陸稲試験区では、いずれの品種も生育不良傾向であったが、土壌水分ポテンシャルからは大きな乾燥ストレスは生じなかったものと推定され、水以外の阻害要因が想定された。国立農林業研究所・稲研究センターで実施している水位差及び施肥方法による水稲生育比較のポット試験の生育状況を確認するとともに、給水装置などの調整を行った。

ラオス

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