1.耕地環境プロにおける早朝開花性QTLの開発途上国現地品種への導入 、2.JICAマダガスカルプロ課題2「養分の吸収利用に優れた育種素材開発」における現地圃場試験の播種・移植

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0192 2018年09月 - 2018年10月 フィリピン, マダガスカル

成果の概要

今年度より始まった耕地環境プロにおいてイネの材料育成を進めるため、またSATREPSマダガスカルプロにおいて現地サイトで2年目のイネの栽培試験を開始するため、フィリピン→マダガスカルと出張した。耕地環境プロでは、マダガスカル、スリランカの現地品種へ早朝開花性QTL-qEMF3の導入を担っており、前回の出張時に交配した個体からF1種子の収穫・整理を行った。マダガスカルでは、プロジェクト課題2「養分の吸収利用に優れた育種素材開発」の下で、穂数や一穂籾数に異なる特性をもつ品種群と圃場の養分環境、特にリン欠乏程度との相互作用を明らかにするための研究課題を担っており、同課題達成に向けて、現地の実験圃場を2つ選定し、試験区の作成及び播種作業を進めることができた。

フィリピン
マダガスカル

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