地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
今年度より始まった耕地環境プロジェクトにおいて、材料育成を進めるため国際稲研究所(IRRI) に出張した。プロジェクト課題では、開発途上国であるマダガスカル、スリランカの現地品種へ早朝開花性QTL (qEMF3) の導入を担っており、IRRIの温室で栽培中である対象品種と早朝開花性系統の交配作業を行った。交配後、受精を確認するとともに、F1種子収穫まで交配個体を継続栽培する旨、現地スタッフに指示した。