酪農農家の給与飼料サンプルの収集及び生乳販売実績の事例調査

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0142 2018年07月 - 2018年08月 モザンビーク

成果の概要

1)乾季における酪農農家の飼料(栄養価)給与量の実態を把握するため、モザンビーク南部地域(Manhica地区)の6戸の農家がこの時期に給与している牧草等飼料のサンプル12種類を収集した。これらの飼料成分(栄養価)を今後分析することによって、家畜当たりの給与飼料(栄養価)量を算出する。また、これまでに収集・保存していた雨季中期及び乾季終期の飼料サンプル23種類を、飼料成分(栄養価)分析のために日本に持ち帰った。
2)モザンビーク南部Manhica地区の6戸の酪農農家における牛乳販売方法、販売先の実態を調査した。この結果、販売先について、今年4月から協同出荷体制(共同集荷、殺菌・冷却、共同出荷)が地区内に再整備されつつあり、農家がこれを利用した生乳販売を一部開始したことが確認されたことから、今後の当地区での牛乳販売の拡大・安定化の進展が期待された。

モザンビーク

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