成果の概要

サワナケート県における溜め池養魚試験を終了し、在来種4種について成長結果を得た。この結果から、各種について適正養魚期間を概ね把握することが可能となり、また溜め池内混合養殖における適合種を一定程度推測することができた。また資源管理・有効利用を目的とした在来魚種Pa keoの調査では、標本の処理を全て終了し、本邦でのデータ解析作業・論文執筆に移行した。また、同県において次年度実施予定の水田養魚の候補地について事前調査を行った。さらに、次年度のプロジェクト年次会合および運営委員会の実施時期につき、ラオス農林研究所（NAFRI）幹部と協議した。