地域の未利用・低利用バイオマス資源の飼料化による、高収益低環境負荷牛飼養技術の開発

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0410 2018年02月 - 2018年03月 タイ, ベトナム

成果の概要

反芻家畜飼養標準研究開発センターにおいて昨年実施した肉牛ふん堆積試験のサンプルについて核酸抽出等の前処理を行い、コンケン大学の共用施設を用いmcrA, amoA等の遺伝子量の定量を行った。また、コンケン大実験室の設備増強を行った。コンケン大及び反芻家畜飼養標準研究開発センターの研究者とそれぞれ次年度計画について提案・協議し合意を得た。
南ベトナム畜産研究所でふん尿乾燥試験を実施するとともに、実験設備の導入を行った。また、次年度以降の計画について協議した。カントー大において、昨年実施したカシューナッツ殻液を用いた飼養試験におけるルーメン液サンプルの前処理を行った。また、脱脂米ぬかを用いた飼養試験について協議し、試験を委託した。
カントー近郊酪農家を調査し、ふん尿処理状況に関する実態調査を行った結果、天日乾燥を行い業者に売却する形が主流であることを確認した。
タイ・ベトナムともに出納員業務を行い、年度予算について適正に執行完了するとともに、4箇所の実験施設等における物品所在について調査を行い、詳細な資料を作成した。

タイ
ベトナム

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