サトウキビ収穫調査、試験圃場の視察

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0396 2018年01月 - 2018年02月 フィリピン

成果の概要

外部資金である環境省「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(途上国向け低炭素技術イノベーション創出事業)途上国におけるエネルギー起源二酸化炭素排出抑制のための途上国向け低炭素技術のリノベーション・実証事業」(H27-29年度)により、フィリピン国パンパンガ州の農業省・砂糖統制庁(SRA)・ルソン農業研究普及センター(LAREC)においてサトウキビ収穫残渣とサトウキビ残渣を原料としたバイオエタノールの発酵液を還元する栽培試験を実施している。本出張では、収量調査を行ったが、収穫残渣を還元した処理としなかった処理および、発酵液を還元した処理としなかった処理において、サトウキビ収量に統計的に有意な差が認められず、これらの効果は明瞭でなかった。交付金プロジェクト「アジア・島嶼資源管理」の課題「地下への栄養塩類の負荷を軽減する持続的な作物肥培管理法の開発」において、西ネグロス州で実施中のサトウキビ栽培での施肥窒素の溶脱とサトウキビの窒素吸収を測定する圃場試験で追肥を行い試験の進捗状況を確認した。

フィリピン

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