サトウキビの収穫残渣利用と処理に関する農家調査の事前打ち合わせ

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H27-0512 2016年01月 - 2016年01月 フィリピン

成果の概要

環境省「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(途上国向け低炭素技術イノベーション創出事業)途上国におけるエネルギー起源二酸化炭素排出抑制のための途上国向け低炭素技術のリノベーション・実証事業」(H27-29年度)の課題「農地残渣の土壌肥沃度への影響及びエタノール残渣・廃液の肥料効果の実証」において、フィリピン・パンパンガ州(ルソン島中部)周辺地域を研究サイトとし、サトウキビの収穫残渣利用と処理に関する調査を実施する。この調査では、サトウキビ収穫後の残渣を畑圃場から持ち出してエタノール生産原料とした場合、およびエタノール製造プラントから排出される発酵残渣を畑圃場に施用した場合での、サトウキビ生産と畑土壌肥沃度に及ぼす影響を、現地サトウキビ農家への収穫残渣利用・処理実態の聞き取り調査と現地での圃場試験により明らかにすることを目的とする。
本出張では、フィリピン農業省砂糖統制委員会(Sugar regulatory Administration, SRA)の研究者と面会し、JIRCASとSRAとの共同研究契約書(JRA)の内容確認、現地のサトウキビ農家への聞き取り調査準備、ならびに圃場試験準備等の打ち合わせを行った。

フィリピン

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