成果の概要

東南アジア漁業開発センター養殖部局イガン臨海試験場の網生簀で実施してきた「ミルクフィッシュにおける魚粉代替源として家禽加工残滓を用いた低魚粉飼料の利用性に関する飼育成長試験」の収穫を実施した。収穫後は魚体重を測定するとともに、体成分分析に供するために血漿、肝臓及び背側筋肉を採取した。また、ティグバウアン中央ステーションにおいて、ミルクフィッシュを対象とした低魚粉・低魚油飼料の利用性に関する飼育成長試験の準備を行った。9月に東京で開催される国際シンポジウム“Fisheries Science for Future Generations”の発表に関する打合せなどの準備を行った。