農業ICT導入によるフードバリューチェーン改善効果の評価

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0040 2017年05月 - 2017年06月 ラオス

成果の概要

ラオス・ビエンチャンで開催されたJIRCAS−ラオス国立農林業研究所(NAFRI)−ラオス大学(NUOL)共同研究年次会合に出席した。会合では、NAFRIカウンターパートが、昨年度の研究成果と今年度の研究計画について発表を行った。会合での情報収集と意見交換をふまえて、米の市場価格に影響すると考えられる要因として、外観品質に加えて消費者の購入行動について調査を行うこととし、共同研究者と打合せを行った。さらに、初年度に設定したウトンポン郡のクッケー村において、ドローン空撮を用いた生産環境データ(空撮画像と地上基準点(GCP))の収集を行った。また、NAFRI傘下の農業研究センター(ARC)でも、将来的にサワナケート県への導入が期待されている水稲及び陸稲品種の栽培試験区において、播種前のドローン空撮を行った。上記のドローン空撮画像とGCPから、三次元モデリングソフトの解析により、農地全景のオルソモザイク画像とDSM(Digital Surface Model)を作成した。

ラオス

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