バイオマス燃料の開発・普及に関する国際再生可能エネルギー機関(IRENA)での業務及び、JIRCASとの共同研究の実施・調整

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0018 2017年04月 - 2017年09月 ドイツ, ガーナ

成果の概要

東南アジア5か国におけるバイオエネルギーポテンシャルを深堀し分析したレポート「Biofuel Potential in Southeast Asia - Raising food yields, reducing food waste and utilising residues(東南アジアにおけるバイオエネルギーポテンシャル:食料生産の増大、食品廃棄物の減少及び残渣の利用)」を完成し、出版、IRENAウェブサイトへの掲載を行い、また、バイオエネルギーに関するガーナ、東京、ドイツにおける国際会議等への参加・発表などを行い、これらにおいて、農林水産省委託事業「気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のためのプロジェクト(途上国における農産廃棄物の有効活用による気候変動緩和技術の開発)」の研究成果やアジア地域におけるバイオエネルギー技術開発に関するJIRCASの各研究者の成果の普及、IRENAの紹介に努めた。また、本事業により、計画されているバイオエネルギーの導入による社会・環境・経済への影響を評価するツールの開発のため、ナイジェリア、ガーナにおける研究を進めた。また、モザンビークにおける薪炭を主因とする森林減少と再生可能エネルギーの導入による抑制に関するGISベースでの分析調査を進めた。さらに、今後、JIRCAS、ICRAF、IRENAの主催によって開催する予定のドイツ・ボンでの気候変動枠組条約第23回締約国会合(COP23)サイドイベント、アフリカでの国際ワークショップを企画し、準備を進めた。

ドイツ
ガーナ

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