自動観測計器作動状況の確認とデータ回収、圃場試験(雨期作)の進捗確認とデータの検収、プロジェクト対象村でのフォーカスグループデイスカッション実施、乾期作圃場試験の実験計画の作成と試験準備、WeRise改良作業、AfricaRiceとの連携構築に向けた協議と現地天水稲作現状視察
成果の概要
季節予報を使った天水稲作における意思決定支援システム(WeRise)の改善に必要な現地観測データ(気象、地下水位、土壌水分)と作物データの収集を行うため、前回出張中に設置した自動観測計器の作動確認と記録データの回収、圃場試験の進捗状況を確認した。また、プロジェクト対象村でのフォーカスグループデイスカッション(FGD)実施用アンケート案を作成し、インドネシアの北スマトラおよび西ヌッサテンガラにおいてアンケート調査を試行した。WeRiseの改良作業について、プロジェクト関係者と協議を行った。一方、WeRiseをアフリカ天水稲作へ適用するため、タンザニアおよびマダガスカルの天水稲作現場を視察するとともに、AfricaRice研究者をはじめ現地国立研究機関の関係者と共同研究の可能性について協議を行った。
フィリピン
インドネシア
タンザニア
マダガスカル