海外連絡拠点

Rural Development Report 2016: Fostering inclusive rural transformation (IFAD (2016) )の概要

関連プログラム
情報収集分析

""

 近年(2011年~)、都市化、人口構造変化、フードサプライチェーンの統合、アグリフードセクターへの国内・海外投資の増加、といった傾向が、途上国農村地域の直面する新たな課題として浮上してきている。途上国農村地域は、これら変化に対応するために非農業部門への多様化を含む構造変化を必要とする。しかし、農民世帯の間には、こうした変化に適応し、主流経済から取り残されるものもいる。土地分配・労働市場・農業技術といった観点からInclusiveな農村構造変化は自律的に期待できるものではなく、現場の事情に充分配慮した開発戦略・投資が必要とされる。

  本レポートは、農村構造変化(農業就業比率、農業GDP貢献度、etc.)をより大きな社会構造変化の中で捉え、開発・成長、貧困削減の関係、詳しく分析を試みている。 本レポートは、

Part 1 地域別分析(ラテンアメリカ、アジア太平洋、アフリカ、中近東・北アフリカ・中欧・中央アジア)農村構造変化トレンド分析 
Part 2 テーマ別分析(雇用と移民、アグリフード・バリューチェーン、農村金融、農業技術革新、土地・自然資源)

  から構成される。

  詳しくは、以下のURLから本文を入手して欲しい。

 https://www.ifad.org/ruraldevelopmentreport 

(研究コーディネイター 飯山みゆき)

関連するページ