SATREPSマダガスカルプロジェクト課題4に関する現地調査および研究協力機関との打ち合わせ

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R08-0057 2026年06月 - 2026年06月 マダガスカル

成果の概要

調査対象地であるアンカラファンチツィカ国立公園とその周辺において、森林流域の水収支の推定や水文素過程の記述を目的として調査を実施した。昨年度、設定・観測を開始した「森林」流域と「火災跡地」流域の量水設備、気象観測器のデータ回収、メンテナンスを実施した。これらの観測流域の植生条件における遮断蒸発量観測を実施するため、一昨年から観測を開始している、「原生林」プロットに加え、一回火災を被った場所と二回火災を被った場所にそれぞれプロットを設けた。それぞれ「一回火災」プロット、「二回火災」プロットと呼ぶ。これらのプロットは流出水量を観測している流域と異なる場所に位置しているが、これは、「森林」流域内では、遮断蒸発量観測用の機材(ポリタンク、ホースなど)が盗難に遭う可能性が高いためで、国立公園の中心部に近い場所における類似の林分を用いることとした。各遮断蒸発量観測プロットの、林内雨量、樹幹流量観測機材の位置測量を行い、平面図を作成した。加えて樹木の毎木調査(樹種の記載、胸高直径・樹高の測定)を実施し、樹木リストを作成した。
次に、上記の2つの水文観測流域よりも下流で、上流に荒廃森林(国立公園外)を含む地点(アンジュノファシカ地区)と、上流がほぼ全域国立公園内の森林で、北方に流下するカランボ川が公園の領域を出た直後の地点の2箇所で河川の水位観測を実施するべく、水位計を設置した。現地調査は、アンタナナリボ大学LRIからの研究者と協力して実施し、調査期間中、今後の水文観測、流域の土壌物理性の調査の進め方などについて議論を行った。

マダガスカル

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