成果の概要

調査対象地であるアンカラファンツィカ国立公園(AKF)の西部において、水文学的調査の対象とする二つの小流域に量水堰を設置し、流量および濁度の観測を開始するとともに、それぞれの近傍に気象ステーションを設置し、気象要素（降水量、気温、日射量、風向、風速、湿度等）の観測を開始した。また、同地域の河川、湧水および上記の両小流域（計18地点）において、水質測定および水質成分分析のための採水を行った。その後、研究協力機関であるアンタナナリボ大学放射線研究所(LRI)において、上記の調査の概要について報告するとともに、今後の研究内容や協力体制について協議した。