インドネシアでのイネの肥料低減の実証試験の確認および打ち合わせ
成果の概要
2025年乾季作に実施した実証試験について、現地研究機関とデータの進捗と内容を詳細に確認した。栽培期間中の生育データ(分げつ数・草丈の推移、開花日、収穫日)はすでに計測が完了していた。収量についても計測が終了しており、現地から提供された結果を確認した。一方、収量構成要素や収穫期の乾物重・窒素含量などの解析項目は現在処理・測定が進行中であり、年度末までにすべてのデータが揃う見込みである。また、スバン県内の2つの試験区を訪問し、生育状況と管理状況を確認した。今年度は、昨年度の雨季作で早生系統が害虫被害を受けて収量データが得られなかったことから、移植時期を分散させた2区構成の試験設計とした。両区とも設定意図どおり生育ステージが段階的に異なり、害虫リスクの軽減し、施肥反応性を評価できる管理が行われていた。試験設計および調査体系は両圃場で統一されており、複数環境下での評価が可能な設計であることを確認した。以上より、本年度の実証試験は計画どおり順調に進んでいる。
ベトナム