地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
国際農研ではNUE(窒素利用効率)向上イネを開発しており、これらの技術をアジアモンスーン地域で実装するためには、アジアモンスーン地域での実証研究が必要である。本出張では、フィリピン稲研究所の本所とネグロス支所で行っている、2024年雨季栽培での生育を調査した。栽培ほ場の土壌肥沃土の違いによる生育の差異が認められ、窒素施肥の効果と遺伝子の効果が発揮されている事を確認した。また、種子精選機を導入したことにより、収量調査の効率が上がった。