地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
共同研究により選抜したいもち病抵抗性遺伝子導入系統、3系統を農家圃場で栽培し、農家へのデモンストレーションを実施した。3系統のうち1系統は、原品種と同様に農家が好ましいとの評価を得た。農家が好ましいとする系統の評価項目は栽培地によって異なることから、異なる草型を示す品種群を選抜することも必要である。3系統の導入系統は異なる草型を示す。系統の普及のためには、多地点でのデモンストレーションを通して、栽培地域に適した品種を選抜する必要がある。