地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
マダガスカルの水田において堆肥施用が水田土壌の窒素固定に及ぼす影響を評価することを目的とし、中央高地の2つの地域に出張し、堆肥施用された複数の水田から表層土壌と下層土壌を採取した。採取した土壌は、アンタナナリボ大学放射線研究所(LRI)において、重窒素標識窒素ガスを暴露した培養実験を行った。土壌中に含まれる鉄イオンの測定および土壌からの核酸の抽出も行なった。さらに、アンタナナリボ大学放射線研究所の開所60周年記念イベントに参加し、これまでの研究成果を発表した。