成果の概要

マダガスカルの水田において堆肥施用が水田土壌の窒素固定に及ぼす影響を評価することを目的とし、水田から表層土壌と下層土壌を採取した。アンタナナリボ大学放射線研究所において、採取した土壌に重窒素標識窒素ガスを暴露した培養実験を行い、培養後に土壌からDNAを抽出した。さらに、これまでの実験結果の共有および今後の研究指針に関して、カウンターパート研究者と打合せを行った。また、国際農研とアンタナナリボ大学放射線研究所が共同で実施している試験圃場を視察した。