「生態系アプローチによる熱帯域の持続的水産養殖技術開発及び普及」に関する熱帯水産養殖プロジェクト年次会合、「中間育成技術およびシステムダイナミクスモデルを導入した水産養殖システムの開発」に関するJIRCAS-SEAFDEC合同ワークショップへの出席ならびにマレーシア水産研究所への表敬訪問と現地視察

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R06-0356 2024年11月 - 2024年11月 フィリピン, マレーシア

成果の概要

フィリピン国イロイロ市の東南アジア漁業開発センター・養殖部局(SEAFDEC/AQD)にて熱帯水産養殖プロジェクトの年次会合を開催した。同会合には国際農研の各課題担当研究者らに加え、カウンターパートであるSEAFDEC/AQD、マレーシア水産研究所(FRI)、キングモンクット工科大学(KMITL)、ウボンラチャタニ大学(UBU)、ミエック大学の研究者ら、ならびに東南アジアにおける水産増養殖事業の推移に詳しい日本人研究者らを招き、各研究課題における進行状況の報告、成果発表ならびに質疑応答を行った。成果発表の後には、今後取り組むべき課題の抽出を目的とした議論を行った。
その翌日はイロイロ市内ホテル会議室にて、中間育成技術およびシステムダイナミクスモデルの水産養殖への導入に関するワークショップ(WS)をJIRCASとSEAFDECの共催で開催した。JIRCAS、SEAFDEC/AQD、日本人研究者、FRIの研究者に加え、フィリピン国内の大学研究者2名を迎え、熱帯水産養殖における中間育成技術の実用例ならびにシステムダイナミクスモデルの適用例について紹介し、実際の適用を想定したグループワークを実施した。翌日は、WS参加者一同でギマラス島西岸のSEAFDEC/AQDイガン実験所に移動し、各種研究、実験施設を視察した。
その後マレーシアに移動し、現地フィールドの視察およびFRI所長の表敬訪問ならびに今後に向けての研究打合せを行った。

フィリピン
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