長期連用試験での圃場調査、土壌輸入、研究打ち合わせ
成果の概要
理事長インセンティブ課題では、タイ農業局の研究員とともに5ヶ所の長期連用試験圃場を訪問し、圃場調査を行った。そのうち、40年以上にわたって様々な施肥及び有機物施用下でキャッサバが栽培されてきたコンケン、ナコン・ラチャシマ、ラヨーンにおける長期連用試験圃場では、処理区ごとに三深度で土壌サンプルを採取した。さらにロッブリー種子研究開発センターおよびナコン・サワン畑作研究所を訪問し、トウモロコシを対象とした長期連用試験圃場を視察した。
気候変動総合プロジェクトでは土壌物理性測定のための不攪乱土壌を採取した。採取した土壌サンプルは、適切な手順に則り、植物防疫所による輸入許可を得た上で日本に輸入した。また、それぞれの支所においてデータの取りまとめと公表に向けた打合せを行った。
タイ